ケアギバー 必要な職務経験が12か月に短縮

カナダ政府は2023年2月10日、カナダ政府はケアギバーのカテゴリーで永住権の申請を目指す人の条件緩和を発表しました。
具体的には、これまで24カ月必要としていた実務経験期間を、12か月に短縮することとしました。
また、すでに就労経験があるケアギバーの人が永住権申請ができるよう、ケアギバーのPathwayのスペースが確保されることとなります。
この変更は、2023年4月30日から有効となり、すでに申請済みのケアギバーの方にさかのぼって適用されます。

これにより、ケアギバーやその家族がより早くカナダに永住をし生活ができるメリットがあると考えられています。
また実務経験期間の短縮により、IRCCの審査期間の改善も見込まれています。

現在のケアギバープログラムの終了が近づいていますが、カナダ政府はケアギバーがもたらすカナダの家族への貢献に感謝するとともに、今後も必要な変更を行う予定であり、また2024年6月に現行のパイロットプログラムが終了した後の計画を進行中とのことです。