Why Canada

カナダを知る

留学先、永住先として人気のあるカナダ。カナダってそもそもどんな国?メープルシロップが有名で、寒い国。そのほかは? カナダには日本ではあまり知られていない素晴らしいところがたくさんあります。カナダを知れば、なぜ世界中の人々がカナダに魅了されるのかがきっとわかることでしょう。

基本情報

首都オタワ(オンタリオ州)
公用語英語とフランス語
面積約1000㎢(日本の約27倍)
人口約3700万人(日本の約3分の1)
時間帯カナダ国内に6つのタイムゾーン。
日本との時差夏時間中は11時間30分~16時間
冬時間中は12時間30分~17時間日本のほうが早い
国歌O Canada

自然

 カナダはとても自然あふれる国です。その証拠に、湖の数は世界一で、カナダ国内になんと300万以上!300ではなく300万です。世界で最も美しいといわれるモレーン湖を目指し、世界中から観光客がカナディアンロッキーを訪れます。都市部に比較的近いところにも、湖(や海、川など)があり、アクセスがしやすいので、ボートやカヌー・カヤックを所有しているという家庭もたくさんあります。
 山や森林も非常に多く、森林面積の広さは世界第3位。カナディアンは気軽に夏のハイキングや冬のスキー&スノーボード、季節を問わずトレイルの散歩を楽しみます。これだけ森林が多いので、空気がきれいなのももちろん特徴の一つです。
 住宅街でも緑や公園は大変多く、お子様を持つ親御さんにとっては、自然豊かな環境でのびのびと子育てをすることが可能なところも人気の理由です。

教育

 教育水準が高いといわれているカナダ。経済協力開発機構(OECD)の調査でもカナダの教育水準が世界トップクラスであるという結果が出ています。
 州単位で教育自治が行われているカナダでは、日本の小学校に相当するElementary Schoolから、中学・高校に相当するSecondary Schoolまでが、義務教育のようになっていています。(州によっては、幼稚園に相当する年齢から始まることもあります。)公平性が高く学費が無料であり、多くの人がきちんとした教育を受けられるようになっています。
 日本のような高校受験がありませんので、1年生から12年生まで一貫してのびのびと教育が受けられるのは、お子様にとってはうれしいポイントとなることでしょう。
 12年間の教育修了後の進学率も大変高く、教育熱心な国と言えます。
 公立小中高への留学の場合、原則留学生料金(授業料)を支払う必要がありますが、一定の条件を満たすことで子供の学費が無料となるケースもあり、お子様がいるご家族での移民・永住を考えている人に人気の理由です。

言語

 カナダの公用語は英語とフランス語です。商品のパッケージなどには必ず両方の言語が記載されており、首相演説などは両方の言語で行われます。子供たちも学校では、英語・フランス語を学びます。生活をしていく上では、ほとんどの地域で英語がメインとして使われています。
 英語・フランス語をそれぞれ第二言語として学ぶ語学学校(ESL/EFL)が各地域にあり、学びに来る留学生も多いです。語学力があることは、移民・永住権申請をする際に大きなポイントになることも多いです。

英語
 カナダの英語は訛りがなくとてもきれいといわれています。留学生にとっては学びやすくうれしいポイントです。アメリカと陸続きであり経済・文化あらゆる面で密接なつながりがあるため、発音についてはアメリカ英語の影響をとても強く受けています。また、元々イギリスと関係が深いことから、イギリス式のスペルが使われることもあり、例えば「Center(センター・中心)」などアメリカ英語で「er」で終わる単語は、「Centre」と「re」でつづられることが多いです。

フランス語
 ケベック州ではフランス語を公用語としており、いくつかの州では英語と並びフランス語も公用語と定めています。カナダ全体の22%ほどがフランス語を第一言語としていますが、ケベック州では英仏のバイリンガル率がとても高いと言われています。ケベック州のフランス語は、本家フランスのフランス語よりも少し古い感じがすると言われていますが、英語の影響を強く受けており、単語が類似していることもあるので初めて学ぶ人にとっては親しみやすいといえるかもしれません。

気候

 カナダって寒いんでしょう?と思っている人は多いはず。実際冬の気温がマイナス30度や40度を下回ることが珍しくない地域もたくさんあります。そういったところでは、セントラルヒーティングがしっかりとしているため、室内では暖かく快適に過ごせるようになっています。
 その一方でバンクーバーやビクトリアなど西海岸側の都市では、冬の寒さが東京と変わらないくらいというところもあり、寒いのが苦手な人に人気の都市です。
 またカナダは北海道よりも緯度が高い位置にあるため、夏の日照時間が大変長いです。サマータイム(Daylight saving time)を導入していることもあり、夜は21時を過ぎても明るいことも。退社後に、ちょっとした山登りに出かけたり、夕食後に家族で公園でのんびり遊んだり、という光景が日常であり、これぞカナディアンライフと言えるかもしれません。

治安

 カナダは治安が良いと言われており、先進国の中では日本同様治安が良い部類に入ります。残念ながらもちろん100%安全というわけではありませんから、夜間の一人歩きや、人気のない場所への出入りなどは当然避けるべきではありますが、これは日本に住んでいても同様。留学生活や日常生活を送るにあたり身の危険を感じ続けるということは一切ありません。

人柄

 カナダ人は一般的にとても気さくな人柄です。バスでたまたま隣り合った人と話に花が咲くといったのはよく見かける光景。英語では何かが起こった時に「I’m sorry」と言ったら非を認めたことになるからあまり言わないほうがいい、という話をよく聞きますが、カナダ人は「I’m sorry」を大変よく使います。バスでさえ「Sorry not in service」と表示しています。日本で言うと「巡回(なので乗降できません)」といったところでしょうか。
 様々な国にルーツを持つ2世3世4世・・・という人が多いので、異なる考え方・価値観などを持っていても、相手に対して寛容な人が多いのも特徴です。
 また男女平等に関する感覚は日本以上。日本では男性が圧倒的に多い職業に、女性も堂々と進出しています。身近なところでは、例えば女性バスドライバー率はとても高いです。家庭での役割も男女の差はなく、小さな子供の世話にいそしむ父親はいたるところで見かけます。

働き方

 カナダでは朝から晩まで働き詰め、残業もたくさん!という働き方をする人はあまりいません。仕事は定時で終わるのが当たり前。夕方のラッシュアワーは4時ころから徐々に始まります。顧客側になると、早くしてほしい!と思わされることもありますが、これがカナダ流と慣れてしまえば、なんてことはありません。終業時刻が早いので、勤務後にちょっと同僚と飲んだ後帰宅しても、しっかり家族でゆっくりする時間が持てます。(お酒の飲み方も日本とは違い、正体がなくなるまで飲んでしまう人はいません)。
 有給休暇もしっかりとれるので、家族でキャンプに出掛けたり、海外旅行をしたいるするカナディアンも多くいます。カナダに長期滞在をしている日本人にとっては、まとまった期間日本に一時帰国ができる機会ともなります。

食文化

 カナダは建国して150年ちょっとの新しい国です。そのためカナダ独自の食文化はこれといったものは少なく、Poutineというフレンチフライにグレービーソースとモッツアレラチーズがかかったものが有名なくらいでしょうか。その代わりに多文化国家として様々な国の食文化で溢れています。日本食も大変人気で、SUSHIはもちろん、都市部であれば居酒屋やラーメン屋さんなど馴染みのある味にありつけます。その他にも中華、飲茶、イタリアン、グリーク、韓国、フレンチ、ドイツ、ベトナム、タイ、インド、ウェスタンなど様々な料理が本格的に楽しめます。これも移民国家ならではの楽しみ方でしょう。

世界でも有数の他民族国家

 カナダは国をあげて積極的に移民を受け入れており、先進国の中でも外国人が永住権を取得しやすい国として知られています。様々なバックグラウンドを持つ人々がカナダで暮らしているため、肌の色、文化、宗教などでひどい差別を受けるということは殆どありません。
 子供の視野を広げてあげたい、良い教育を受けさせたい、ライフバランスの取れた生活をしたい、安心して日々暮らしたいという思いなどから、カナダへの移住を決める方も多いです。


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