ストライキ終了
5月1日未明に無事終結
※CRAは除く
4月19日から始まっていた、カナダ連邦政府公務員によるストライキが、5月1日未明に終結しました。
ただし、CRA(カナダ歳入省)のストライキは継続となっています。
再開される行政サービス
Public Service Alliance of Canada (PSAC) と連邦政府は、155,000 人以上の公務員に影響を与えたストライキについて、暫定的な合意に達しました。この合意を受けて、カナダ移民省(IRCC)、サービスカナダ(ESDC)などの政府機関の職員が、5月1日から順次職務に復帰します。
このことにより、ストライキによって影響を受けていた以下のサービスが再開されます。
- ビザ申請の処理(IRCC)
- バイオメトリクス(サービスカナダ)
- Job Bank(サービスカナダ)
- LMIA申請の処理(サービスカナダ)
上記の他、パスポート発給など、カナダ人に影響を与えていたサービスも再開されます。
ストライキ終了から時間が経っていないことから、IRCCおよびサービスカナダからストライキ終了に関する発表は現時点では行われていません。<出典:IRCC、サービスカナダ>
CRAのストライキは継続
CRAの約35,000人の職員のストライキは継続します。
今日5月1日はタックスリターンの提出締切日です。(今年は4月30日が日曜日だったため、5月1日が締切日となっています)
CRAからはタックスリターン提出の締切り延長の発表は出ていません。<出典:CRA>
合意内容は?
PSAC は、暫定的な合意には、ストライキに至る交渉の中で要求されていた、インフレによる物価上昇に見合った賃金、リモートワークに関する新しい改善された文言が含まれていると述べています。