ワーキングホリデー

ワーキングホリデー

カナダには、IEC(International Experience Canada)と呼ばれる若者がカナダで就労機会を得ることができる制度があります。このうちの1つに、ワーキングホリデーがあります。ワーホリという名で広く知られているこの制度は、1年間カナダに滞在することが可能なビザです。観光はもちろん、6か月までであれば就学も可能。その間仕事しながら滞在資金を賄うことが許されているビザです。

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ワーホリのカウントは、入国した時点で1回に変更
2023年ワーキングホリデーPOOLがオープンしました

ワーキングホリデーとは

カナダのワーキングホリデーは、毎年、協定を結んでいる国ごとに参加者の人数が決められていて、定員に達した時点でその年のワーキングホリデーは受付終了となります。

2023年の日本へのワーキングホリデー割り当ては6,500人です。

(出典:IECウェブサイト)

オンラインでプロファイルを作成した申請者は、申請者プールに入れられ、当選を待ちます。

日本のワーキングホリデーの場合、前年12月頃にプールがオープンし、1月頃に最初の抽選が行われ、9月頃に定員に達します。

ワーキングホリデー申請資格

ワーキングホリデーの申請資格は、国籍によって異なります。日本国籍を有する人は、生涯に1度ワーキングホリデーを取得することができ、申請資格は以下の通りです。

  • 日本国籍があること
  • カナダ滞在中に有効な日本のパスポートがあること(パスポートの有効期限以上の就労ビザは許可されません)
  • 日本国内の住所を有していること
  • 18歳以上、30歳以下であること
  • カナダ滞在中の費用として少なくとも2500カナダドル以上を持っていること
  • カナダ滞在期間中の医療保険に加入していること(カナダ入国時に加入の証明を提示するよう求められることもあります)
  • カナダから入国拒否をされていないこと
  • 出発前に往復チケットを持っているか、カナダ許可された滞在最終日に出発するチケットを購入できる資金があること
  • 扶養家族を伴ってカナダに入国しないこと
  • 申請料を支払うこと

上記申請資格の医療保険は、2つの医療保険を組み合わせてワーキングホリデーの期間をカバーすることが可能です。(出典:IRCCウェブサイト

ワーキングホリデー申請の流れ

プロファイルをPOOLに登録し、当選を待つ
抽選に当選すると、Invitation to Apply (ITA)が送られてくる

Invitation to Apply (ITA)を受け取ったら、招待を受けるか辞退をするかを10日以内に決めます

招待を受けた場合は20日以内に必要書類を提出し、申請料を払い、Work permitの申請を完了させる
バイオメトリクス認証の案内レターがくる

バイオレターが届いてから通常30日以内に最寄りのビザセンターで手続きを行います

審査が進み、移民局よりPOEレターが発行される

POEレターの有効期間は発行日付から1年です。有効期間内にカナダに渡航します

カナダ入国時に正式な就労ビザ(Work Permit)が発行される
必ずその場で発行されたビザに間違いがないかを確認しましょう。

ROワーキングホリデー

あまり知られていませんが、ワーキングホリデーは個人で申請をする方法(一般的な方法)のほか、Recognized Organization(RO)と呼ばれる指定機関を通じて申請をするという方法もあります。申請資格などはROにより異なります。

ROワーキングホリデーは既に一度ワーキングホリデーを取得済みでも再度取得できる場合があります

代理申請サポートはもちろん、これから学校や方向性を決めるために相談したいという方からのお問い合わも承っております。お気軽にお問い合わせ下さい。

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