カナダ政府は、カナダ国内の労働不足解消の対策の一環として、
Off campus 就労については、一時的に週20時間以上働いてもよいことをアナウンスしたことと
以前こちらでご案内しました。
2023年12月31日としていましたが、この度2024年4月30日まで有効とする旨アナウンスをしました。出典
ただし、全ての人が対象となるわけではありません。
IRCCのサイトにて詳細が記載されています。ご自身が該当をするか、よくご確認ください。
①2022年10月7日(7日も含む)より前に、学生ビザの新規申請・延長申請を完了させた人
以下のいずれかを満たし、かつ、オフキャンパスで就学してよい通常の条件を満たしていれば、
2022年11月15日から2024年4月30日まで20時間以上のアルバイトが可能です。
- 有効な学生ビザを持ち、DLIの学校でフルタイム就学をしている人
※最終セメスターの場合はパートタイムでも可能
※現在Maintained statusの人や、POE(許可通知)があり渡航前の人も含む - 2024年4月30日までにカナダに入国済みで、かつ
学生ビザにOff campus workが可能である旨記載がある人
※記載がない場合はAmendmentの手続きが必要です。
Off campusで働いてもよいというのは以下のような文言です。
例1:May work 20 hours per week off campus or full time during regular breaks if meeting criteria outlined in paragraph 186(v) of the Immigration and Refugee Protection Regulations.
例2:May accept employment on or off campus if meeting eligibility criteria, per paragraph R186(f), (v) or (w) and must cease working if no longer meeting these criteria.
②2022年10月8日から2023年12月7日の間に、学生ビザの新規申請・延長申請を完了させた人
①と同様の条件を満たしていれば、2024年1月1日2024年4月30日まで20時間以上のアルバイトが可能です。
③2023年12月8日以降に学生ビザの延長申請した人
条件を満たしていれば、週20時間までは働くことができますが、週20時間以上の就労はできません。
週20時間以上の就労をしている場合直ちにやめましょう。
以前にもお伝えしましたが、就労可能な時間が増えるとしても、学業とのバランスをしっかりとることが期待されています。
アルバイトをする時間を増やすために、休学をしたり、Part timeなどにしてしまうと、そもそもOff campus就労の資格を満たすことができなくなりますのでご注意ください。
また、将来的にポスグラ(Post Graduation Work Permit)の申請をお考えの方は、授業を減らすことで申請資格を満たさなくなる場合もあります。