Caregivers – ケアギバークラス

Caregivers – ケアギバークラス

子どもや、高齢者、障害がある方のケアの経験を活かす

ケアギバー(サービス対象者の自宅で子ども、高齢者、障害がある方のケアをする人)を対象とした永住権申請プログラムです。

関連記事:ケアギバー 必要な職務経験が12か月に短縮

Home Child Care Provider Pilot or Home Support Worker Pilot

こちらは2019年6月18日より有効となった5年間限定の新しいケアギバー向けのパイロットプログラムです。

プログラムは更に2つのカテゴリー「Gaining Experience Category(永住権の仮申請と同時に就労ビザの申請を行い、就労ビザでの就労で永住権申請条件を満たした時点で永住権の本申請をするカテゴリー)」と「Direct to Permanent Residence Category(永住権を直接申請するカテゴリー)」に分かれます。

年毎、カテゴリー毎に受付申請件数の上限(キャップ)が定められていて、毎年申請受付が始まるとすぐにキャップが埋まっています。

2023年のキャップは、Direct to Permanent Residence Categoryのオンライン以外の方法による申請以外、全てが上限に達しています。

申請の条件

  • Home Child Care Provider(NOC 44110)またはHome Support Worker(NOC 44101)のいずれかの対象職種で雇用主からのジョブオファーがあること(Gaining Experience Category)
  • Home Child Care Provider(NOC 44110)またはHome Support Worker(NOC 44101)のいずれかの対象職種で1年以上の就労経験があること(Direct to Permanent Residence Category)
  • 英語(またはフランス語)スコアがすべての項目においてCLB(またはNCLC)レベル5以上あること
  • 高校卒業後1年以上の学歴があること(カナダ国外での学歴は移民局指定機関で学歴査定を済ませていること)

※ CLB(IELTS、CELPIP)のスコアチャートはこちら

申請のプロセス

Gaining Experience Category

職歴以外の条件を全て満たしたら永住権申請と同時に就労ビザ申請を行う
移民局よりNOC44110または44101の職種のみに限定された就労ビザが届く
  • 就労ビザの職種は限定されているが雇用主の変更は可能
  • 配偶者就労ビザの申請が可能
  • 子どもの学生ビザの申請が可能
1年の就労を終えたら移民局にその証明を提出
永住権申請の最終手続きが完了

Direct to Permanent Residence Category

永住権申請を提出
永住権申請の最終手続きが完了

Caregiverの為の就労ビザ

ケアギバークラスは年毎の申請件数が決まっていて申請をすることが難しいです。

上記の条件を現段階で満たしていない場合、下記の条件いずれかを満たせば雇用主にLMIAのサポートをしてもらう通常の就労ビザを申請することが可能です。

  • 現在カナダに滞在中で有効な学生またはワーカーのステータスを保持しており、カナダ国内申請が可能な状態であること OR
  • 現在カナダ国外に滞在していて、かつ雇用主が2019年6月18日以前にLMIAを申請済みであること OR
  • ケベック州の雇用先で就労予定であること

※いずれの場合も雇用主が労働省からの許可(LMIA)を取得していること

Caring for Children 及び Caring for People with High Medical Needsプログラム

こちらは2019年6月18日を持って終了しました。終了日以前に申請完了している方は引き続き審査されます。すでに2年の就労を終え、これから申請する方は、条件が整えば現在の<パイロットプログラム>にて申請が可能です。

Interim Pathway for Caregivers

こちらは一時的なプログラムで、2019年10月8日に終了しました。
終了日以前に申請した方は引き続き審査されます。

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